文献登録番号 | 5 |
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種目 | 療養・リフレッシュ |
研究領域 | 報告書 |
文献タイトル | 和文:海洋療法による免疫学的アプローチ・インターフェロンαによる抹消血単核球の細胞内Ca2+応答性 英文: |
キーワード | 和文:インターフェロンα,細胞内カルシウムイオン動態,共焦点顕微鏡 英文: |
著者名 | 和文:藤田哲也 英文: |
著者所属先 | 和文:ルイ・パストゥール医学研究センター研究所長 英文: |
発表年月日 | 1997年 |
掲載誌 | 和文:「沖縄の海洋性気候及び海水の健康増進効果に関する研究」研究報告書 英文: |
掲載箇所(巻・号) | 38-45ページ |
要約 | NK細胞をはじめとする免疫担当細胞の細胞内カルシウムイオン動態をモニターすることで、治験者の免疫機能状態を把握し海洋療法の効果を新しい面から評価しうる可能性について検討した。志摩滞在グループと沖縄滞在グループ各11名の治験者において各滞在前後で採血を実施した。遠心分離によって抹消血単核球を分離し、IFN-α刺激時の細胞内カルシウム動態を共焦点顕微鏡およびflow cytometerで、IL-2およびIL12刺激時を共焦点顕微鏡で観察した。その結果、IFN-αやその他のサイトカイン刺激時における抹消血単核球の細胞内カルシウムイオン動態を、いずれの機器を用いてもダメージを受けることなく観察することができた。海洋療法後の、IFN-αや各種サイトカインによるカルシウム応答性には個人差が示され、個人の免疫機能を反映している可能性が示唆された。今後、海洋療法の効果をより一層的確に把握できると期待できる。 |
グループ | 千足耕一研究室 |
投稿者 |