文献登録番号 | 1845 |
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種目 | 海洋教育 |
研究領域 | 論文 |
文献タイトル | 和文:海洋リテラシープログラム企画展開とその効果評価 英文: |
キーワード | 和文:海洋リテラシー,MARE,サンゴ礁学習プログラム 英文: |
著者名 | 和文:平井和也 英文: |
著者所属先 | 和文:NPO法人海の自然史研究所 英文: |
発表年月日 | 2011年 |
掲載誌 | 和文:水圏環境教育研究誌 英文: |
掲載箇所(巻・号) | 第4巻・128-164ページ |
要約 | 本研究では、「海が人にどう影響を及ぼすか、人が海にどういう影響を及ぼすかを理解すること」を海洋リテラシーの定義と捉え、カリフォルニア大学に併設されるローレンス科学研究所にて開発され、日本ではNPO法人海の自然史研究所が日本版の作成を実施したMARE(Marine Activities Resources & Education)プログラムが子供たちに海に対しての興味を喚起させ、海に関する知識レベルを向上させ、また海に起こる不思議な事象を解明していくプロセスとしての科学的思考力を育む教育活動となったかを検討するとともに、沖縄海域をとりまくサンゴ礁を題材としたオリジナルプログラム(Coral Reef Study : CRS)の開発経過を報告した。調査の結果、MAREプログラムは、興味喚起と知識向上に有用であることが示唆されたが、能動的探究とつなげる部分に若干の課題を認めた。学校教育及び社会教育における海洋に関する教育の推進に向けて、海をテーマとした教育が求められており、海洋リテラシープログラムの展開が具体的なひとつの施策となると考えられるが、この展開のためには、全国的な海洋リテラシーネットワークの形成と指導者育成が求められる。 |
グループ | 千足耕一研究室 |
投稿者 |