文献登録番号1829
TOPICその他
文献種別論文
文献タイトル和文:東京湾における地先海面の共同利用の歴史的変遷に関する研究−大森の海苔養殖を事例として
英文:The study on historical transition of the sharing of the adjacent sea in Tokyo-Bay : A case study of Nori farming in Omori
キーワード和文:海面利用,海苔養殖,地先海面,共同利用
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著者名和文:村山健二、石川幹子
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著者所属先和文:東京大学大学院工学系研究科
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発表年月日2010年
掲載誌和文:(社)日本都市計画学会 都市計画論文集
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掲載箇所(巻・号)第45巻・第3号・403-408ページ
要約本稿は、大森の地先海面の共同利用がどのように成立していたかについて歴史的変遷を踏まえ、「空間」「人・組織」「法」の3点から明らかにしようとするものである。大森の地先海面における海苔養殖は1716年頃開始され、第二次世界大戦後、経済成長で増大する貨物需要を背景に東京湾が埋め立てられたことで1962年に幕を閉じた。約300年続いた海苔養殖の歴史の中で、空間、人・組織、法の観点において様々な変化が見て取れる。大森の地先海面における共同利用の成立に関して、「空間」の視点からは、集落と地先海面との間に堀や河岸が創り出され、これらの空間が資源利用を制御する上で有効なインターフェースとして機能していたこと、「人・組織」の視点からは、漁業組合による地先海面の公平な分配により、私的独占について制御するしくみが確立されたこと、「法」の視点からは、資源を持続的に利用するための法的制限が制度化されていたことが特徴として挙げられる。
グループ千足耕一研究室
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