文献登録番号1851
種目海洋教育
研究領域博士学位論文
文献タイトル和文:海辺の体験活動が参加者の海洋リテラシーに及ぼす影響
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キーワード和文:海洋リテラシー,調査票開発,教育的効果,海辺の体験活動
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著者名和文:蓬郷尚代
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著者所属先和文:東京海洋大学大学院
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発表年月日2015年
掲載誌和文:東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科 博士学位論文
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掲載箇所(巻・号)1-76頁ページ
要約海洋リテラシーとは、海洋に関する知識・教養を得て、それを活用する能力を指し、「水産・海洋に関して国民が学ぶべき知識や技術」であるとも述べられている。先行研究にある海洋リテラシーを評価するための調査票が開発されたことにより、水辺活動実習や水辺の自然体験プログラムの効果を評価することが可能となったが、海洋リテラシー調査票を用いた実証的研究論文は公表されていない。また、これまで子どもを対象とした海辺における自然体験活動において、その教育的効果を海洋リテラシーの側面から評価するための質問紙が存在しなかった。児童・生徒を対象とした海洋リテラシーに関する質問紙が開発されることによって、子どもを対象とした自然体験活動プログラムの教育的効果を海洋リテラシーの側面から評価することが可能になると考えられる。本論文は、?一般向け海洋リテラシー調査票を用いた教育的効果の検証 ?小学校高学年から中学生を対象とした「子ども版海洋リテラシー調査票 for 10?15 years old children 」を開発と教育的効果の事例的な検証 ?小学校低学年を対象とした「子ども版海洋リテラシー調査票 for 1-3 grade 」の開発 以上の3点から、海辺の体験活動が参加者の海洋リテラシーに及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。
グループ千足耕一研究室
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