文献登録番号8
種目療養・リフレッシュ
研究領域報告書
文献タイトル和文:海洋性気候と長寿に関する研究 -予備調査の分析-
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キーワード和文:長寿,生存希望年齢,生存可能年齢,海洋療法,ストレス対処
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著者名和文:松岡洋一
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著者所属先和文:琉球大学法文学部教授
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発表年月日1997年
掲載誌和文:「沖縄の海洋性気候及び海水の健康増進効果に関する研究」研究報告書
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掲載箇所(巻・号)62-70ページ
要約海洋性気候が長寿に与える影響を検討するために、二つの予備調査を行った。一つは、沖縄県渡嘉敷村の高齢者を対象とし、生活に対する満足度、健康の為に実施していること、地域社会との交流、ソーシャルサポート等について予備的意識調査を実施したところ、海のそばでの生活が健康や長寿に有効であり、調査対象のほとんどが現在の生活に満足していることが示された。また、青年に比較して健康に注意しながら生活していることが明らかとなった。二つめは、三重県志摩市で海洋療法を受けた群(沖縄県在住者)と沖縄県リゾートホテルで海洋療法を受けた群(関西在住者)で、海洋療法前後の欲求不満場面に対する反応様式がどのように変化するか、心理テストを用いて調査した。両群の海洋療法が統一されていなかったため、両群を単純に比較することはできないが、海洋療法が心を穏やかにし、内省力を増す効果のあることが示唆された。
グループ千足耕一研究室
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