文献登録番号 | 7 |
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種目 | 療養・リフレッシュ |
研究領域 | 報告書 |
文献タイトル | 和文:重傷アレルギー疾患に対するドルフィンテラピー 英文: |
キーワード | 和文:ドルフィンテラピー,アトピー性皮膚炎,気管支喘息 英文: |
著者名 | 和文:飯倉洋治 英文: |
著者所属先 | 和文:昭和大学医学部小児科教授 英文: |
発表年月日 | 1997年 |
掲載誌 | 和文:「沖縄の海洋性気候及び海水の健康増進効果に関する研究」研究報告書 英文: |
掲載箇所(巻・号) | 53-55ページ |
要約 | 難治のアトピー性皮膚炎、気管支喘息患者は、薬物療法のみならず長期闘病による精神面の問題への対応も重要となるため、自閉疾患者に応用されているドルフィンテラピーの応用による効果を期待して、ドルフィンキャンプを実施した。対象者は、難治のアトピー性皮膚炎児16名、難治気管支喘息児6名だった。午前中および午後に1時間半ずつ海水浴を行い、その中で必ず30分間ドルフィンと触れあうこととし、海水浴後には必ず医師が皮膚の状態、呼吸機能の状態をチェックすることを原則とした。その結果、アトピー性皮膚炎患児には全員臨床症状の改善が見られ、喘息発作を起こす者もなく期間中呼吸機能が安定していた。通常、海水が患部に対する痛みの刺激となるため患児では海水に入ることを嫌がる者が多いが、期間中ほとんどの患児がドルフィンのいる海に入ることを望み、精神的に大きな感動を得たことが示された。ドルフィンとの触れ合いは大変効果的である。 |
グループ | 千足耕一研究室 |
投稿者 |