文献登録番号6
種目スイミング
研究領域報告書
文献タイトル和文:水中運動の生理的、心理的効果とプログラムの体系化に関する研究
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キーワード和文:水中運動,心拍数,POMS
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著者名和文:仲宗根正
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著者所属先和文:沖縄県コザ保健所次長
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発表年月日1997年
掲載誌和文:「沖縄の海洋性気候及び海水の健康増進効果に関する研究」研究報告書
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掲載箇所(巻・号)46-51ページ
要約水中運動が心身に及ぼす影響を調査するために、男子1人、女子19人の中高年成人を対象に「ウォーターエクササイズ教室」を実施し、生理的、心理的変化を調査測定することによって心身への影響を分析した。また、そのデータを基礎資料として初級用のプログラムの体系化を検討した。水中運動は約30-60分間で、その前後で血圧、皮膚温の測定を行い、運動中には心拍数を測定した。なお、POMSテストを水中運動前後、蓄積疲労調査(CFSI)を教室前、中、後の3回実施した。その結果、水中運動中の心拍数は、90-110回/分を30-60分持続しており、陸上運動では継続することの難しい運動量を無理なく確保できたと考えられた。さらには、POMSテストによる緊張、抑鬱、敵意、疲労性は低下して活動性は増加し、蓄積的疲労徴候も減少するという、心理面にも良い効果が得られ、健康づくり事業としての有効性が示された。
グループ千足耕一研究室
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