文献登録番号 | 4 |
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種目 | 療養・リフレッシュ |
研究領域 | 報告書 |
文献タイトル | 和文:海洋療法による免疫機能への影響 (分担研究IV-3.免疫学的アプローチ) 英文: |
キーワード | 和文:海洋療法,免疫 英文: |
著者名 | 和文:岸田綱太郎 英文: |
著者所属先 | 和文:ルイ・パストゥール医学研究センター理事長 英文: |
発表年月日 | 1997年 |
掲載誌 | 和文:「沖縄の海洋性気候及び海水の健康増進効果に関する研究」研究報告書 英文: |
掲載箇所(巻・号) | 31-37ページ |
要約 | 海洋療法の効果を検討するために、実施前後でいくつかの免疫パラメータを測定し、海洋療法の免疫機能への影響を評価した。海洋療法は、志摩滞在グループと沖縄滞在グループ(各11 名)で6日間の滞在により実施し、開始前後で各種免疫パラメータを測定した。その結果、感染抵抗性の上昇として評価されるINF-αは、志摩滞在グループ(p=0.06)も沖縄滞在グループ(有意性はなし)も上昇する傾向が見られた。異常な高値群に肝癌の発生症が多く認められるというINF-γは、沖縄滞在グループでは変化なく、志摩滞在グループで実施後に上昇したが実施前には低値傾向にあり、基準値への正常化という観点で検討が必要となる。また、癌やウィルス感染細胞の除去に重要な役割を果たすNK活性は、実施後に志摩滞在グループで低下し、沖縄滞在グループで上昇した。これらのパラメータの変動を参考に、海洋療法メニューの検討・改善が必要と考えられる。 |
グループ | 千足耕一研究室 |
投稿者 |