文献登録番号 | 3 |
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種目 | 療養・リフレッシュ |
研究領域 | 報告書 |
文献タイトル | 和文:(海洋環境滞在中の)内分泌学的な変動に関して (分担研究IV-2.内分泌学的アプローチ) 英文: |
キーワード | 和文:ストレス,ACTH,コルチゾール,沖縄 英文: |
著者名 | 和文:小宮一郎 英文: |
著者所属先 | 和文:琉球大学医学部第二内科助教授 英文: |
発表年月日 | 1997年 |
掲載誌 | 和文:「沖縄の海洋性気候及び海水の健康増進効果に関する研究」研究報告書 英文: |
掲載箇所(巻・号) | 26-30ページ |
要約 | 沖縄の海洋性気候と海水利用の効果が、視床下部-下垂帯-副腎系に影響を及ぼすか否かを検討した。中年から初老の男女26名を対象とし、沖縄本当リゾートに15名、三重県志摩リゾートに11名を8日間滞在させ、滞在2日目と7日目の朝8時と午後3時に採血して、血漿ACTH、b-エンドルフィン、コルチゾールを測定した。沖縄グループにおいて滞在2日目の午後3時のACTH・コルチゾールが志摩グループより高く、滞在7日目には低下した。志摩グループではホルモンの変動はなかった。滞在2日目のACTH・コルチゾールの日内変動は、それまで過ごしていた生活習慣(起床-労働-睡眠)を反映し、長期仰臥や飢餓に陥ってもACTH・コルチゾールの日内変動パターンは変化しないというが、沖縄グループで滞在7日目の午後3時にこれが低下したのは、沖縄の気候等の効果が顕著に現れたためと考えられる。 |
グループ | 千足耕一研究室 |
投稿者 |