文献登録番号 | 2 |
---|---|
種目 | 療養・リフレッシュ |
研究領域 | 報告書 |
文献タイトル | 和文:海洋環境滞在中の心理的変化に関する研究 (分担研究IV-1.精神・心理学的アプローチ) 英文: |
キーワード | 和文:海洋環境,長期滞在,心理変化 英文: |
著者名 | 和文:奥山眞紀子 英文: |
著者所属先 | 和文:埼玉県立小児医療センター付属大宮小児保険センター保健指導部医長 英文: |
発表年月日 | 1997年 |
掲載誌 | 和文:「沖縄の海洋性気候及び海水の健康増進効果に関する研究」研究報告書 英文: |
掲載箇所(巻・号) | 19-25ページ |
要約 | 健常成人が日常生活から離れて1週間海洋環境で生活した時の心理的変化を調査・研究することにより、心身の健康増進に対する効果を明らかにすることを目的とした。健康成人26名(志摩滞在11名、沖縄滞在グループ滞在15名)を対象とし、SDS、STAI、SCTといった市販の調査票、本研究で作成した、海に対する気分調査票、感情調査、滞在に対する内省調査、東京都神経科学総合研究所開発のOSA睡眠調査票の7つの調査票を用いて各種調査を実施した。その結果、海の側にいると安心感が高まり、日常生活から離れて海洋環境に滞在することは気分を上昇させ、統合的な睡眠間も改善される効果のあることが明らかになった。しかし、現在の日本ではまだまだこういった環境における長期滞在の経験が少ないせいか、滞在終了時には日常生活へ復帰する不安が高まること等によって、気分が低下する傾向にあった。 |
グループ | 千足耕一研究室 |
投稿者 |