文献登録番号 | 1846 |
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種目 | セーリング |
研究領域 | 報告 |
文献タイトル | 和文:イギリス調査報告書 セーリング競技:470級におけるGPSデータ収集および風情報収集〜ロンドン五輪へ向けてマルチサポート活動に参加して〜 英文: |
キーワード | 和文:セーリング競技,470級,GPS,風情報,ロンドン五輪,マルチサポート 英文: |
著者名 | 和文:布野泰志、石井泰光、榮樂洋光、中村夏実、松下雅雄 英文: |
著者所属先 | 和文:鹿屋体育大学海洋スポーツセンター 英文: |
発表年月日 | 2012年 |
掲載誌 | 和文:鹿屋体育大学学術研究紀要 英文: |
掲載箇所(巻・号) | 第45巻・9-12頁ページ |
要約 | 本報告書で取り上げるマルチサポート活動では、2011年7月21日(木)〜8月13日の期間において、ロンドンオリンピックセーリング競技の開催地であるイギリスのドーセット州ウェーマスの風向・風速を測定して風の傾向を調べるとともに、470級ナショナルチームを対象に、タッキングデータおよび練習レース中のデータを収集した。風向・風速の測定では、North Sail Japanが開発した風速計が使用され、超音波によって風向風を計測するため、微風であっても風速の計測が可能であった。さらに、ボートを航行しながらでも風向・風速の計測が可能であるためリアルタイムの風向・風速データがハンドタイプのモニターに表示され、GPSデータ共に記録されるので選手と並走しながら風向・風速を確認できた。タッキング計測では、GPSを470艇に搭載し、ロールタック、フラットタックを各12回ずつ行い無風時や強風時を避け練習後1日1チームを対象に計測した。この計測は予定していた風速条件をすべて実施することができなかったが、貴重なデータが得られた。特に、風の傾向についての調査はその直後に行われたプレオリンピックで470級女子が優勝し、男子が4位という好成績を収めたことからもセーリング競技で勝利するための要因として重要であることが把握できた。 |
グループ | 千足耕一研究室 |
投稿者 |