文献登録番号1789
種目ダイビング
研究領域抄録
文献タイトル和文:東日本大震災後のスクーバダイビング業界の現状
英文:
キーワード和文:津波,ダイビング,東日本大震災,復旧,ボランティア
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著者名和文:鉄多加志,佐藤延男,大津克哉,松本秀夫
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著者所属先和文:東海大学海洋学部海洋フロンティア教育センター
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発表年月日2012年
掲載誌和文:日本野外教育学会第15回大会プログラム・研究発表抄録集研究
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掲載箇所(巻・号)116ページ
要約2011年3月11日に発生した東日本大震災は、多くの海岸で大津波を発生させた。官民個人による捜索活動や支援事業、ボランティアによる支援活動が進められ、一部のエリアでは海の活動を再開させた。本研究では、支援活動や復旧の実態についてダイビング専門誌の記事を調査するとともにNPO団体などからの聞き取り調査を行った。掲載された記事は大別すると30項目にのぼり、その種別としては、官庁関連の記事9件、民間の記事17件、それ以外で12件であった。日本学術会議のシンポジウム、アマチュアダイバーの参加する水中瓦礫撤去の記事、被災によって消失したダイビングエリアの変遷などであった。現地で復旧を行うNPO法人の聞き取り調査からは、地元の漁協や漁業従事者との連携により、瓦礫などが河川や海から取り除かれたことで、船舶が航行できるようになったことが挙げられた。
グループ千足耕一研究室
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