文献登録番号1786
種目海洋スポーツ
研究領域抄録
文献タイトル和文:スポーツ・ツーリズムとしての「第1回マリンカップin沖縄」事業評価
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キーワード和文:マリンスポーツ,ニューツーリズム,事業評価,参加者アンケート
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著者名和文:遠矢英憲,新井直樹,吉田章
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著者所属先和文:財団法人社会スポーツセンター
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発表年月日2012年
掲載誌和文:日本野外教育学会第15回大会プログラム・研究発表抄録集研究
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掲載箇所(巻・号)123ページ
要約沖縄県スポーツ・ツーリズム推進事業の一環として開催された「マリンカップin沖縄」への参加者の実態を明らかにすることにより、イベント事業としての評価を行った。第1回マリンカップin沖縄への来訪者を対象として調査用紙を配布し収集した425通(回収率35.4%)を分析した。サンプルの属性として、スポーツ・ツーリスト(県外旅行者)は48.5%、スポーツ・エクスカーショニスト(県内在住者)は51.5%であった。旅行形態においては、同伴者では友人が43.8%、その他が30.6%、家族11.8%、単独が6.8%であった。スポーツ・ツーリストの支出傾向では、参加総費用額の最も多い金額の幅は10〜15万円で、沖縄県内支出項目については1人当たり平均64,225円であったことから、直接消費効果は約5,800万円と推定された。知覚価値においては、感情反応(4.07)、クオリティ(3.81)、評判(3.69)、金銭評価(3.42)、利便性(3.07)であった。スポーツ・ツーリストにおける再訪意志は73.3%と非常に高く観光満足度もそれに準ずる結果を示した。本イベントは県外・県内参加者のいずれにも良好な評価を得ており、成功裏に終了したと考えられた。
グループ千足耕一研究室
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